二極化時代の中古住宅選び

二極化時代の中古住宅選び。主に中古の一戸建てについて、統計などの数字ではなく、いままでの

経験から考えてみます。まず、新築と中古では、自ずと需要・ターゲット層が違います。設備や保証

の面も新築一戸建ての方が良いと言わざるを得ません。

では、中古の木造一戸建てを購入する理由はなんでしょうか。いろいろ複合的にあると思いますが

まずは、エリア。希望エリアに新築物件がない、そして予算、希望エリアの新築物件は予算オーバー

予算と立地の要素が占める割合は大きいと思いますが、前回の資産価値として、考えると、中古の木造

一戸建てなら、駅徒歩圏か、バス便以上であれば、土地の広さを考慮すべきだと思います。駅徒歩圏、

でれば10分以内、幅員の大きな国道を超える場合は、注意が必要です。80m 1分 で単純にとらえるべき

ではないでしょう。

そして、ニッチな需要として、バス便以上でも、例えば土地が200㎡を超えるような物件には、必ず需要

があります。マイホーム購入者は全てが電車を利用するとは限りません。車通勤で家族の生活圏が許せ

ば駅に拘束される必要はありません。

中途半端が、大変厳しいということになると思います。バス便以上で土地の広さが100㎡を下回るようで

すと需要は期待できません。

住宅診断をサービスとして提供していますが、建物のメンテナンスが良好であれば、それは、良いことで

すが、建物のメンテナンス費用全てが、価格に反映できるかと言えば、そうではない現実がございます。

買い手のニーズが、そもそも中古の木造住宅ですと、建物の状態とエリア・価格・土地の広さを比べると

建物の状態というのは、優先順位が高いとは言い切れないのです。住めるだけ住んで、将来的には

建替えをすればいいや、というとらえ方が、日本人に深く根付いていると、過去のお取引から感じます。

ここで重要なことは「土地に中古はない」という事でございます。「中古の土地」と表記されている物件

はございません。

土地の広さが200㎡・250㎡あるような物件は、新築一戸建てでは、凡そないので、たとえバス便以上

でも将来的にも需要が期待できると思います。

買主様の生活圏が許せば、検討に値する住まい探しだと思います。