建物の傾斜測定について・床のビー玉が転がるんです。これって欠陥住宅?

建物全体的な傾斜について
【住宅の品質確保の促進等に関する法律第70条の規定に基づく、建設省告示第1653号住宅紛争処理の参考となるべき技術的基準 第3の1抜粋】
3/1000未満の勾配:構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が低い。
3/1000以上6/1000未満の勾配の傾斜:構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が一定程度存する。
6/1000以上の勾配:構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が高い。
抜粋終わり
測定結果の数値
垂直方向・鉛直方向の距離に対する水平方向の変位を高さ1000mmに対する数値で表しています。単位はmmです。
水平方向・水平方向の距離に対する垂直方向の変位を水平距離1000mmに対する数値で表しています。単位はmmです。計測には原則的に2点間の距離3m程度で計測しています(居室の大きさにより3mの距離が取れない場合もあります)※垂直方向の傾斜測定を実施した結果、方向性が認められた場合は、水平方向の傾斜測定を行って、建物本体のみの変形なのか、地盤が関連しているのかを判断しています。尚、構造上重要でない最下階の床は、構造耐力上主要な部分から除外されています。もし、床のビー玉が転がっても必ずしも、構造的に問題があるとは限りません。一般に、最下階の床は建物の構造体と一体では無いのです。根太受けなどで高さを調整している場合が多いです。
建物が傾斜している原因はさまざまな要因があります。建物本体の強度不足によるもの、施工時の施工精度によるもの、或いは地盤に起因するものなどです。簡易測定のみで傾斜の原因を特定する事は困難ですが、傾斜の方向性を確認したり、傾斜が垂直方向と水平方向共現れているのかなど傾向値を知る事が出来ます。その計測結果を基に今後の対策の有無や修繕の必要性について判断しています。尚必要と判断した場合は、原因特定の為の専門調査(詳細な傾斜測定)をお勧めしています。

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