外壁の劣化及びその修繕方法

外壁は常に太陽光線や風雨にさらされているので、褪色や劣化が早い部分です。 外壁は構造材と内装を風雨から守るものなので、部材の劣化の進行をすすめる可能性のある ひび割れや穴については、速やかな補修が必要です。水栓や電線の引き込み、雨樋の指示金物、 バルコニー笠木などの外壁との取り合い部分の止水も定期的に確認しておく必要があります。 モルタル下地の外壁は経年変化し乾燥収縮によるひび割れが発生します。0.3?以上のひび割れは、雨水浸入の可能性がありますので早めの修繕が必要です。 修繕方法は0.5?以下のひび割れは、ひび割れ箇所に沿って刷毛等でよく清掃し、プライマー塗布 後に微弾性フィラーを擦り込み、乾燥後に仕上げます。0.6?以上のひび割れは、ひび割れ箇所に 沿って、Uカットし刷毛等でよく清掃し、プライマー塗布後に変性シリコンシールを充填し乾燥後に仕上げます。 サイディングボードの外壁はひび割れの心配は少ないですが、継ぎ目部分のシール材が乾燥収縮に よりひび割れが発生します。また、サイディングボード面の釘が浮いてきます。広範囲にひび割れや釘の浮きが認められましたら、早めの修繕が必要です。 修繕方法は、目地シールにひび割れが発生した場合は既存のシールを除去し、よく清掃後にプライマー塗布し変性シリコンシールを充填します。 釘の浮きは、錆びている場合は撤去して、新しい釘に打ち替え、釘頭の塗装をします。
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建物の耐震基準について

 新耐震設計法施行の1981年/昭和56年以前の建物は一般には旧耐震建物と呼ばれています。旧耐震建物は十勝沖地震の被害を教訓に柱のせん断補強に関する規定が改正された1971年/昭和46年以前のものとそれ以降のものとでおおまかに分類されます。旧耐震前期建物の建物は大きな地震時の柱は曲げ破壊より、せん断破壊されると言われています。旧耐震後期建物は、柱のせん断補強されている分旧耐震前期建物に比べて耐震補強しやすい建物といえます